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多彩なサービス分野の企業30社が学びの場を提供 |
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「企業から学ぶ」「活動から学ぶ」に関する科目は、「公式サポーター企業」の30社が全面的に支援する(図2)。同一企業がセミナーの講師、学生プロジェクトの支援、インターンシップなどを継続的に協力する。学生は知識と経験を積み重ね、企業や業界に対する理解を深めた上でインターンシップに参加するという仕組みになっている。 |
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「公式サポーター企業は、本学部の教育構想を評価し、賛同してくれた企業ばかりです。日本にはサービスを専門に学べる学部はほとんどなく、企業からのサービスに精通した人材の育成に対する大きな期待を感じます」と、吉田学部長は企業との連携に自信をのぞかせる。公式サポーター企業とは「サービス創造研究会」を立ち上げ、学部と協働でサービスについて研究もしていく。大学の研究を企業に還元し、かつ公式サポーター企業同士の関係も築くというねらいがある。
また、社会とのかかわりにおいて重視するのは、卒業生の存在だ。同大学は、大学教育に関心のある20代から40代の卒業生による「熱志会」を立ち上げ、仕事や会社について現場レベルで語ってもらうセミナーを既存学部対象に頻繁に開いている。
「20代から40代といえば働き盛りで、家庭を持ち、子育てに忙しい世代です。そうした人の生の声は学生にダイレクトに響き、存在そのものが学生にとってよきロールモデルとなる。後輩に何か伝えたいという卒業生はたくさんいます。彼らを積極的に教育活動に活用していきたいと思います」(吉田学部長) |
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