特集 新課程のポイントと高校教育への影響
VIEW21[高校版] 新しい進路指導のパートナー
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ポイント3 数学・理科は09年度から 一部を前倒しで導入
 中学校では、09年4月から移行措置が始まる。総則、道徳、総合的な学習の時間、特別活動については、一部の例外を除き、基本的に09年度から新課程の規定によることとしている。
 数学、理科に関しては、新課程に円滑に移行できるように、09年度から11年度までの移行期間中に、新課程の内容の一部が前倒しで導入される(図3)。それに伴い、順次、授業時数も増加される。ただし、選択教科などの授業時数が削減されるため、総授業時数は変わらない。移行期間中、現行の教科書に記載のない内容については、文部科学省が必要な資料等を作成し、配付することになっている。
 高校との接続に関していうと、12年度には数学、理科を中学3年間新課程で学んだ生徒が高校に入学してくることになる。
 英語では、中学3年間で語数を現行の900語から1200語に増やすと共に、「聞く・話す・読む・書く」を統合的に行う学習活動を充実させることを明記した。
図3

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