▲追手門学院中学校・高校教頭
吉村俊介
Yoshimura Shunsuke 教職歴・赴任歴共に34年。前学習統括委員長。「生徒・保護者の期待に応える、質の高い教育を実践していきたい」
▲追手門学院中学校・高校
木内淳詞
Kiuchi Junji 教職歴・赴任歴共に23年。入試委員長。「現状把握は悲観的に、行動する時は楽観的に」
「6年間一貫教育校としての制度整備は、学校全体の方向性にかかわる問題です。当時、本校には学校全体の将来像を描いたり、方向性を定めたりする組織はなく、必然的に『6年制委員会』が企画・推進の機能を担うようになったのです」(佐々木校長)
「本校の教師の多くは、自分たちの教育に誇りや自信を持っている半面、教育成果を客観的にとらえたり、生徒や保護者、塾の先生からの評価に対しての関心が希薄でした。私自身、教師としての駆け出しの頃は、『生徒は勝手に集まってくるもの』『先輩方が集めてくれるもの』という意識がありました。生徒募集や進学実績にこだわる他校の姿を目の当たりにして、『学校を変える前に、まずは自分自身が変わらなければならない』という危機意識を強く感じました」(木内先生)