▲名城大学附属高校
梁川津吉
Yanagawa Tsuyoshi 教職歴・赴任歴共に27年。進路指導部長。「大切なのは生徒を信じること、そして生徒に信じてもらうこと
荻野茂美
Ogino Shigemi 教職歴・赴任歴共に26年。特進2学年主任。「大学受験は結果がすべて。高校時代に結果がすべてであるものを体験できる意義は大きい」
「いくら熱心に指導しても、生徒の意識が学校に向いていなければ、生徒は前向きに頑張ろうという気持ちにはなれません。また、学習習慣が身に付いていない状態で、次から次へと課題を与えても、成果が上がらないどころか、あきらめてしまう生徒も出てくるでしょう。1年生ではまず生徒の居場所をつくり、学校に顔を向けさせた上で、生徒の変化を見ながら徐々に学習習慣を身に付けさせることが重要だと考えました」(山村先生)
「どのようなことから未来が開けるのか分からない。前向きに高校生活を送っていれば、きっかけは必ずつかめるということを伝えたかったのです。志望校に合格できなかったとしても、そのための努力を惜しまず、納得して卒業していった先輩の言葉は必ず心に響きます。事後アンケートでは、ほとんどの生徒が『同じ気持ちの先輩がいたことが分かった』『頑張れそうな気持ちがしてきた』という前向きな感想を寄せてくれました」(山村先生)