▲鳥取県立鳥取中央育英高校校長
浪花良孝
Naniwa Yoshitaka 教職歴36年。同校に赴任して4年目。「モットーは『為せば成る』」
▲鳥取県立鳥取中央育英高校
齋尾博幸
Saio Hiroyuki 教職歴27年。同校に赴任して9年目。渉外担当。国語科主任。「『継続は力なり』ということを生徒に伝えていきたい」
「学習習慣の定着は高校教師が苦慮していることですが、小中学校でも同様に感じているに違いないと考えました。当案を連絡協議会で提案したところ、予想通り、即座に小中の先生の賛同を得られました」(浪花校長)
「数年前、大栄中学校からの入学者13人のうち一部の生徒が、1年生の早い段階で退学しました。生徒の成績は悪くありませんでしたが、中学校とのギャップに悩み、退学・転学という選択をしたのです。学校は何か出来たのではないかとずっと引っ掛かっていました。今は、高校入学後の姿を具体的に思い描かせることで、高校進学の心構えを身に付けてもらえるのではないかと期待しています」