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指導パターンの共有化で授業力の底上げをめざす
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児童一人ひとりへの支援に加え、教科ごとの対策も進めた。その一つが、教師全体の指導力の向上をねらいとした、教師間における指導パターンの共有化だ。
まず、授業の冒頭に「学習のめあて」として、例えば「分数の足し算をしよう」「三角形の面積を求めよう」といった目標を板書して、子どもたちが授業の到達点を明確にイメージできるようにした。また、「問題は何か、与えられた条件は何かを読みとらせる」「使える既習事項はないか、図や表を使えないかを確認させる」「最後に振り返りの時間を持たせる」といった指導パターンの共有も進めていった。
更に、東京都教育委員会に提出する教科別の授業改善プランにも、調査結果を反映させた。これは、すべての教科について「課題」「身につけたい力」「課題解決のための授業改善プラン」という三つの要素を策定したもの(図3)。前述の指導パターンの共有化に加え、この授業改善プランも教師で共有し、授業力の底上げを図るようにした。
「授業を改善しなさいと言われても、どこをどう直すべきかを自分一人で振り返るのには限界があります。最も有効なのは、教師同士が互いの授業を見て、アドバイスし合うことです。そのため、公開授業は積極的に行っています」(松山校長)
渋江小学校では、4年前から算数の研究授業を実施。少人数授業を進める一方、教師は年6回の研究授業において算数の授業を公開し、見学した教師や、研究を指導する講師から講評を受ける。このほか、保護者対象の1日授業公開も年に4回実施している。
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東京都教育委員会の指導で作成。すべての学年・教科について、特に重点を置きたい課題を洗い出し、そのための改善策を提示する |
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