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更に注目したい点は、ITを使うシーンになると、子どもの集中力が高まることだ(図2)。45分間の授業中には、子どもの集中力が散漫になる時間帯がある。ITを授業に効果的に取り入れれば、指導の効果が更に高まりそうだ。事実、既にITを授業に活用している教師は、IT活用が子どもの学力向上に効果的であると実感しており、教師自身の指導力向上にも役立っているとも感じている(図3)。 |
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ITには、調べ学習の発表時に資料をつくったり、インターネット経由でほかの人とコミュニケーションしたりと、いろいろな表現手段が含まれている。学習にITを取り入れることは、表現力全体の育成にもつながるのではないだろうか。
次ページでは、調べ学習の発表にITを活用することで子どもの表現したいという気持ちを引き出し、学習意欲も高めている福岡市立横手小学校の指導例を紹介する。 |
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IT活用のメリット |
merit 1 |
ITを通していろいろな 表現力を育成できる |
ITを使ったコミュニケーションには、「書く」「話す」といった自己表現の活動も含まれる。子どもの関心を引きつつ、表現力の育成につなげられる |
merit 2
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子どもが集中する環境をつくりやすい |
ITコンテンツを使う場面になると、子どもはぐっと関心を寄せる。この傾向を利用し、ITを授業に取り入れることで、学習効果のアップが期待できる |
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