座談会でも明らかになったように、ここ数年、小学校では基礎・基本の定着に向けた取り組みが学校全体で組織的に進められてきた。その成果が徐々に表れている一方、多くの学校は、新たな課題にも目を向け始めている。基礎・基本を充実させつつも、それをいかに受け身の学習にとどまらせず、主体的な学びにつなげるかだ。そうした課題を踏まえて今後の指導の在り方を考える。