ベネッセ教育研究開発センターは、公立小学校における英語活動の実態を把握するために「第1回小学校英語に関する基本調査(教員調査)」を実施した。その主な結果を紹介する。
調査結果をまとめると、(1)ほとんどの小学校で英語教育が行われているが、授業時数は年間15時間未満の学校が過半数を占める(図1、2)(2)指導の中心は外国語指導助手である場合が多い(図3) (3)多くの教師は小学校の英語教育そのものには賛成で、早くから開始した方がよいと考えている(図4、5) (4)授業を行うためのリソース(時間、人、教材、カリキュラム、予算など)が全般的に不足している(P.9図1)などの点が明らかになった。
全国の公立小学校の教員(教務主任)3,503人 (配布数10,000通、回収率35.0%)