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パソコンを道具として使い教科の授業にも活用 |
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誠道小学校では、中学年以上を中心に、理科や社会などの調べ学習、学習成果のまとめ学習でもコンピュータ室をよく使うようになった。
「『この教科では、こんな形でITを活用できる』といったITサポーターの提案が大いに役立っています」(森先生)
ITの活用度が飛躍的に高まったことで、以前は総合学習以外ではほとんど使われていなかったコンピュータ室が、今では、一日中、授業で埋まる日も珍しくないという。
見学した4年生担任の植田佳子先生の授業も、自作の詩からイメージを膨らませて描画ソフトでイラストを描くという、国語と図工の要素を融合させた学習だった(P.5実録e授業)。印象的だったのは、多くの子どもが描画ソフトを自由に操っていたことだ。その姿からはスキルを学ぶというより、一つの作品を作るために、道具としてパソコンを使いこなしているという印象を受けた。
子どもと同様に、教師も著しく成長したと上杉教頭は喜ぶ。
「操作に慣れるだけでなく、ITをどのように活用すればよいかを教師自身が考えるようになりました。ITサポーターを迎えて2年が経ち、ようやく軌道に乗ってきました。今後も授業内容を見直しながら着実にレベルを上げて、中学校でのIT教育につなげたいと考えています」
目標の明確化により、個々の学習はより意義深くなる。今後も誠道小学校のIT教育は着実に進歩するだろう。 |
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IT活用の成功ポイント |
Point 1 |
学年ごとの到達目標を明確にして成果を積み上げる |
各学年の目標を明確にして学校全体で共有し、6年間を通じて着実にステップアップできる態勢を整えた |
Point 2
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ITサポーターなど外部の専門家に協力を依頼
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学習計画の作成からハード、ソフトの活用までを提案する専門家のサポートで教師の情報スキルを補う |
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