新学習指導要領へのアプローチ 第3回 「問題解決能力」を高める理科指導
VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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【変更点整理】2009年度以降の学年別指導内容

 小学校では、2009年度から新学習指導要領へ向けた移行措置が行われる。中でも理科については、新学習指導要領に円滑に移行できるよう、移行措置期間中に授業時数を増やして、新学習指導要領の内容を先行実施する。そのため、2008年度中に、次年度以降に加えられる内容も含めた指導計画を立案する必要がある。各学年での指導内容、特に新たに加えられる事項を以下で確認しておきたい。

移行措置期間中の標準授業時数(理科)
※( )は週あたりのコマ数
図1
*2010年度までは、教材として移行期間用の資料を使用。新しい教科書は、2011年度以降に使用
*文部科学省「移行措置期間中の標準授業時数について」を基に、編集部が作成
移行措置開始までに確認・実施しておきたいこと
図1
*編集部作成
ポイント
理科は、各学年とも授業時数が増えるため、理科室の使用計画確定まで時間がかかる可能性がある。指導計画の1次案の作成には、なるべく早く取りかかる必要がある。

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