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図1 活用を促すための授業の工夫 |
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子どもへの接し方 |
- 「前に習った方法で――」などと既習の内容を活用したことを口にしたときは、大げさなくらい褒める
- 教師や友だちからの指摘に対し、「でも」「だって」などと反論を口にしたときは、思考が動き出したサイン。できるだけ、その子どもに発言させる
- 1人の考えが出ても、ほかの子どもに考え続けさせる。「ほかの人はどう考えた?」などと、途中経過や誤った考えでもよいので発言させる
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ノート指導 |
- 友だちが発表した良い意見は、その子の名前と共に書き取らせる。あとで「○○さんの考え方を使おう」と思い出せるため
- 紙幅が余っていても、日が改まったらページを変え、日付や天気と共に、「○○の日」(「目の愛護デー」「集会があった日」など)を記録させる。学んだ日を探し出しやすい
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掲示物 |
- 教師が板書の記録を模造紙に残して教室に掲示する。1年を通して重ねて貼っていき、過去の授業の内容を思い出させたいときにめくる。自分でノートの整理をするのが難しい低学年に特に効果的な方法だ
- 授業中、子どもが良い方法を発表したとき、「考え方の貯金箱」などと名付けた画用紙に書き、黒板に常に貼っておく。内容は、「式で表す」「図で整理する」「大きい数は分けて考える」など
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