Q4:具体的には、どのような課題を使うのでしょうか
A4:実際に使用した6年生用の「パフォーマンス課題」(図1)を見てください
この課題は「さまざまな状況の中で、問題を数学的に定式化し、解決し、解釈し、それをコミュニケーションする力」を測るために作成しました。「問題文が長いだけで、普通の文章題とあまり変わらないのでは」と思われるかもしれません。しかし、課題に付けた注意文では思考過程を表現するように伝え、B4判の問題用紙の約3分の2は自由記述の解答欄である点が違います。パフォーマンス評価は、短時間に多くの問題を解かせるのではなく、じっくり考えさせるテストですから、時間は20分としました。普通のテストと同時に行うと、じっくり取り組まなくなるので、この問題だけ時間を別に確保して行いました。
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