中村先生からのアドバイス |
「活用」を含む授業づくりのヒント |
教科書を基にする
◎活用といっても、特別な教材を用意する必要はなく、教科書の素材で十分。ただし、一工夫は必要です。数直線を作成させるなど、子どもの思考を促す工夫を考えてください。 |
ノートには思考の流れを記録させる
◎単に板書を写させるだけではなく、自分の考えや、良いと感じた友だちの考えをノートに記録させることで、思考力や表現力が育ちます。板書も、思考の流れを表現するものに変える必要があります。子どもの発言の脇に名前を書き添えるなどの工夫を取り入れると良いでしょう。 |
子どもに考えさせる問い掛けをする
◎問い掛けを見直して、教え込む指導から、子どもに考えさせる指導へと変えていきましょう。子どもからアイデアを引き出し、共有させていくことが教師の役割と言えます。 |
「学び合い」を重視した活動を取り入れる
◎子どもたちはお互いの意見を聞き合い、取り入れ合う中で思考力や表現力を高めます。最初はペアやグループ活動でも構いません。共同で学び合う活動を定着させましょう。 |