研究授業１：２年生単元名「ひき算のひっ算」　VIEW21[小学版] 2009 Vol.2 -ベネッセ教育総合研究所

▲横浜市立釜利谷東小学校校長

上柳貴義

Ueyanagi Takayoshi

▲横浜市立釜利谷東小学校

田名部和美

Tanabe Kazumi
１学年担任。研究主任

▲横浜市立釜利谷東小学校

藤本光子

Fujimoto Mitsuko
２学年担任

▲横浜市立釜利谷東小学校

中嶋千景

Nakajima Chikage
６学年担任

研究授業1２年生単元名「ひき算のひっ算」

授業者：藤本光子先生

ねらい

十進位取り記数法に基づいて計算していることに着目して、繰り下がりのある減法計算の仕方を理解する。

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工夫点

◎１年生で学習した「15－8」から始める。この計算を使えば、より大きな数のひき算も解けることを理解させる。
◎算数ブロックの操作を通し、ひっ算の考え方の基となる、10のまとまりの処理の仕方を理解させる。

指導の流れ

実際の授業で難しかったこと	齊藤先生の着目点
◎「25－8」を解く際に、25を「15と10」に分けて「15－8」にする考え方が、子どもからなかなか出てこなかった。 ◎計算は出来ていても、10のまとまりをバラバラにして「15」を作るという算数ブロックの操作をスムーズに出来ない子どもが多かった。	◎これまでに身に付けた知識・技能を活用して課題を解決するという文脈がはっきりしていた。 ◎教科書の展開にはない、「15－8」の振り返りから導入した点は、教科書の素材を教師なりにアレンジした「教科書で教える」指導の好例と言える。