移行措置対応のポイント 第4回 言語活動を通じてつくる国語の授業

VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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国語指導の現状と課題、改善の方向性

[1] 「おまけ」扱いになっていた言語活動

 

 これまでは、単元の多くの時間は基礎的・基本的な知識・技能の習得に充てられ、最後に応用として少し言語活動を行うというのがよくあるパターンでした。子どもの意欲の向上がねらいであることも多く、単なる「お楽しみ」ということもあったと思います。端的に言えば、言語活動は軽視されていたのです。
 しかし、言語活動は思考力などを育むための「活用」に当たり、基礎・基本の学習を盛り込んで構成することが大切です。「習得してから活用に移る」のではなく、「習得と活用を一緒に展開する」と考えてください。


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