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過程
時
主な活動とねらい
教師の工夫
第
1
次
3・4
◎
いろいろな種類のことばあそびを読む
→5.
ことばあそびには多くの種類があることに気付く
多くの詩に触れ、項について意識を高める。自分で詩をつくる時の発想の土台をつくる
5.
ことばあそびが掲載された250冊の本を市立図書館から借り、廊下に置いて各クラスで共有した(授業以外の時間にも自由に読めるようにした)
自分が読んだ本のタイトルを項ごとに記録するワークシートを作成し、「たくさん読みたい」という気持ちを起こさせた(九つの項をそれぞれ13冊ずつ読むと、「ことばあそび仙人」に認定される仕組みをつくった)
第
2
次
5・6
◎
アンソロジーを編むために、グループ分けと項の分担をする
→6.
◎
全体で項の確認をする
◎
グループごとに1回目の「編集会議」を行い、アンソロジーの構成などについて話し合う
学び合いを深める
6.
希望を募り、3~4人のグループごとに一つの項を担当。当初は項によって人数の偏りが出たが、「楽しい発表会のための」という目的を再度強調し、話し合いにより均等に分けた
7・8
◎
ことばあそびの詩をつくる
→7.
詩をつくる楽しさを実感する
子どもがつくった詩
◎
二人組で詩を発表し、感想を伝え合う
→8.
一人で考えるより、友だちと一緒に考える方が良いアイデアが浮かぶことを実感する
7.
自分で詩を書くのが難しい子には、最初の1行を教師が一緒に書くなどして対応。それでも難しい場合、教師が書いたものをなぞって書かせた
詩にコメントを添えるようにした。他の子どもにとって身近に感じられるため
8.
教師が対話の見本を見せ、「私の詩の中で特に好きなのはここ。理由は……」など、まずは良い点を中心に話すと良いと伝えた。また、相手の作品を出来るだけ褒めることや、もっと良い書き方があったらアドバイスするように助言した
感想を伝え合った後で、詩を修正する時間を設けた。友だちのアイデアを取り入れることで、作品が良くなることを実感させるのがねらい
9
◎
2回目の「編集会議」を行い、アンソロジーに掲載する詩や順番などについて話し合う
→9.
9.
どのような思いで詩を選んだかをよく話し合うようにした
図
工
◎
ことばあそびの詩から想像した絵を各ページに描く
書
写
◎
詩を丁寧に清書する
第
3
次
10
・
11
◎
「ことばあそびシアター」を成功させるための演出の仕方を考え、練習する?
→10.
シナリオ、発表作品の選択、時間配分、演出の仕方の工夫、聞き手を参加させる方法など
聞き手を意識しながら表現する方法を学ぶ
10.
「参加型」であることを意識させて、作品の丸暗記ではなく、楽しく工夫した演出を考えるようにした
教師の発表を想起させ、発表の知恵に気付くようにする。教師が作成したシナリオを見せ、見本として使っても良いと伝えた
発表作品は、本から選んだ詩でも、子どもがつくった詩でも、どちらでも良いことにした(聞き手を楽しませる作品を選ぶことを優先させた)
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