金沢市独自のカリキュラム「小中学校英語学習指導基準」のポイントは、大きく2つ。
1つ目は、「コミュニケーション体験の充実」を重視。英語を使う場面や必然性を大切にし、「わかった」「通じた」「使えた」という達成感や充実感が味わえるような工夫をしている。例えば、「ともだちにごちそうしよう」という場面を想定して、互いにどんな食べ物が好きかを聞き合ったりする活動をさせている。
2つ目は、「聞く」「話す」から始め、「読む」「書く」を段階的に取り入れていること。これについては、小中学校を4期に分けて、指導の重点を設定した(表1参照)。
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