小学校英語活動 Vol.6 神奈川県横浜市立桂小学校
WEB版 VIEW21[小学版] 教育情報レポート ~小学校英語活動~
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担任はT1、AETやサポーターはT2に徹する

 冬休み直前に行われた6年生の英語活動を見学させてもらった。

「How is your class? My class is happy.」というキーセンテンスを復習し、グループごとに考えたクラス紹介を、2月に行われる“桂フェスティバル”で発表できるように練習をするというのが主な活動だった。

 授業では、桂小学校の研究主任でもある担任の岡カズミ先生、AETのオリバー・ゴードン先生、サポーターの野々下光代さんの3人が指導に当たっていたが、終始岡先生がリードし、AETやサポーターは補助役に回っていた。テレビの語学講座の一場面のように、この役割分担が徹底しているのが印象的だった。

 あいさつ、歌のセッションの後、岡先生が今日の課題を説明し、「では2人の先生にやってみてもらいましょう」とAETとサポーターを促す。デモンストレーションに対しても、岡先生は、「もう少しアクションをつけてください」とすかさず注文をつけるといった具合。

 後半で行ったゲームについても、岡先生は、「ルールを説明します。よく見ていてください」と言って、AETとサポーターのアクションに注目させる。子どもたちが理解するまで、何度か繰り返してもらうよう促すだけで、日本語では多くを語らなかった。

写真
桂小学校6年生の英語活動。まるでテレビの語学講座のように、担任がリーダーシップをとり、AET、サポーターがデモンストレーションをして見せてくれる。

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