力量の高いサポーター、英語活動に肯定的な保護者の声に支えられ、06年度の桂小学校は、実施時数を1年生~6年生まで年間35時間に拡大する予定。綿貫健治校長は、「十分に対応できる」と自信を持っている。だが、課題もある。
「カリキュラムはまだ試行錯誤の段階で、今年度完成をめざしています。活動内容については、同じトピックの場合、現状では低学年と中学年が同じような活動をしていたりします。今後は、きちんと系統性をつくり、学年が上がるごとに少しずつレベルアップした活動ができるようにしていきたいのです」(小川先生)
「そのためにも、教員の英語研修は必須ですね。現在、年間4、5回、市の指導主事に来てもらって研修会を開き、夏休みに外国人講師やサポーターから教わるスキル研修などを実施していますが、今後、担任教師1人で指導する場面が出てきても自信を持って臨めるだけの力量をつけていきたいですね」(綿貫校長)
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