「学校力」を高めるため、学校現場では 教科指導や生活指導など数多くの施策に取り組んでいる。 それらを効果的・効率的に行うために、 今後ますます必要と思われるのが「経営」の観点だ。 特集「『学校力』を考える」の第二弾では、 利潤を追求する企業の経営ではなく、 高校に適した「経営」とは どのようなものなのかを考える。
関連記事 P.2「水本先生インタビュー」、P.7・11「学校事例」など
教科や分掌の枠組みを越えた 取り組みをいかに実現するか。 教師が対等な関係にある学校組織の 特長を生かし、 既存の枠を打破するマネジメントが、 学校経営力を高める鍵を握る。
▼ 関連記事 P.7・11「学校事例」、P.15「木岡先生実践のヒント」など
▼
同じ取り組みでも 生徒の反応は千差万別だ。 たとえ過去に効果のあった取り組みだとしても、 常に振り返り(リフレクション)を行い、 生徒の状況に合わせてビジョンや目標を 変えていくような仕組みを取り入れたい。
▼ 関連記事 P.2「水本先生インタビュー」、P.15「木岡先生実践のヒント」など
今回、先生方と共に考えたいテーマは 学校ならではの「経営力」です。
特集「学校力を考える」の第二弾は学校経営力。PDCAに基づいたマネジメント手法を活用し、学校改革を推進している学校が増えています。しかし、「経営」という言葉が醸し出すイメージは、どこかクールで学校には馴染まない、という現場の声もうかがいます。学校というホットな場にふさわしい「経営」とはどのようなものなのか。高校現場が抱える課題を踏まえながら、このテーマに迫ります。