特集 「学校力」を考える(3)生徒が伸びる面談
VIEW21[高校版] 新しい進路指導のパートナー
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特集
「学校力」を考える(3) 生徒が伸びる面談

生徒の学力格差の拡大や進路意識の多様化が進む中、
一斉指導と対になって「車の両輪」の役割を果たす
個別指導の重要性は、ますます高まっている。
中でも、生徒が内発的に動機付けられ、
課題の解決に主体的に取り組むための仕掛けとして、
面談の役割に注目したい。
学校の中で面談の機能を高め、
継承していくための考え方と手法論に迫る。

【OVERHEAD VIEW】

課題、解決の糸口、更に事例へと特集テーマを俯瞰する
今後より重要になる面談

生徒が自ら課題解決に向けて
動き出す面談


生徒を内発的に動機付ける
ポイント1 生徒との信頼関係を継続・発展させる
ポイント2 生徒に具体的な目標を設定させる
ポイント3 課題を乗り越えさせ、成長を実感させる
【関連記事はP.16「コラム」など】



現場の実践 1
具体的な
目標や今後の対策について、
生徒自身に語らせる


教師が助言を与えるだけでなく、まずは生徒が自分自身を大いに語り、課題を整理し、解決の方策を見いだしていくように導く。


【関連記事はP.10「学校事例」など】

現場の実践 2
面談の前後に、
生徒が自身の状況を整理できる
仕掛けをつくる


面談に先立って学習・生活状況を整理させたり、面談後に具体的な改善策を挙げさせるなど、面談の前後に生徒に考えさせる場を設ける。
【関連記事はP.710「学校事例」など】

現場の実践 3
複数の教師の目で生徒を見守り、
多様なアプローチで
生徒を支援


教師集団で指導のベクトルは統一しながらも、教科、更には学年の枠をも越えて異なる視点から生徒を見守り、サポートしていく。


【関連記事はP.1014「学校事例」など】

編集長より

今回、先生方と共に考えたいテーマは
生徒が自ら解決に向かうための面談とはです。

  生徒の価値観が多様化する中、一人ひとりに合った適切な情報を提供し、生徒の意識を高めていくことは、とても難しくなってきました。情報が溢れ、答えも一つではなくいくつも存在する今の世の中だからこそ、生徒は自分で課題を見つけ、自分で解決していく姿勢が必要なのだと思います。そうした姿勢を育てるためにどうすればよいのか。今回は「面談」に焦点を当てて考えていきます。


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