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目標2:成績下位層を固定化させない
『VIEW21』編集部ヒアリング結果より
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データ作成・加工の
POINT |
成績下位層の生徒は、基本的な生活習慣、学習習慣が身に付いていないことが多い。また、授業についていけない教科が複数存在し、学習といっても具体的に何をすればよいかわからず、更に授業についていけなくなるというサイクルに陥りがちである。そこで、成績下位層の生徒には、面談の場で教師が具体的な行動・内容を提示することが重要になる。(2)のように、生徒が直面しやすい課題について、いろいろなアプローチによる解決策を提示し、気軽に取り組ませてみたい。負担なく取り組めるヒントを与え、生徒に少しでも変化の兆しが表れれば、それを評価し、次の段階に進ませるようにする。また、(3)のように3年生の先輩の声と教師のアドバイスを比較し、生徒に自分に合った解決策を考えさせるのも1つの方法だ。生徒に「まだ間に合うし、その方法はいろいろ残されている」と希望を持たせることが重要だ。 |
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プラスαの一工夫 |
面談後の定期的な声かけが重要 |
面談時に、生活面、学習面とやるべきことを具体的に示し、期間を定めるなどして生徒に取り組ませたら、その成果を生徒自身に報告させ、確認する。成績が低迷している生徒は「この高校では、自分の位置はこのくらいだ」と既に諦めかけ、取り組みの成果が表れるまで待つことが難しい。小さな変化、成長を褒めるなど、教師には伴走者の役割が求められる。 |
生活習慣の改善について個別にフォローする |
成績下位層の生徒は、生活習慣の乱れを改めることで、学校生活全般の在り方が改善されることが多い。07年度10月号の当コーナーで紹介した「学習の記録」(←こちらのページからダウンロードできます)を個別に取り組ませるなど、個別指導で生活上の改善点を生徒と共に見つけていくことが重要になる。 |
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