活動例 英会話ルール説明
※「英会話」での約束(ルール)確認
ア.英会話の時間は、「英語で人と触れ合う時間」「外国のマナーを身につける時間」
この時間は英語だけの世界と考え、英語をたくさん使おう。また、将来外国人の友だちをたくさんつくるために、外国のマナーを身につけよう。
イ.英会話の時間は「推理ゲームの時間」
英語が一語一句わからなくても大丈夫。頭の中で日本語に直さないことがポイント。わからないときは、友だちや先生の真似をしよう。
ウ.英会話の時間は「仲間づくりの時間」
男女問わず、日頃あまり話さない人にも積極的にかかわり、たくさんの人とコミュニケーションを図ることを大切にすると、世界中の友だちができる。
*指導のスタンス
→「間違い大歓迎」「わからなくて当たり前」
活動例 Warm up ♪Hello Songを歌いながら握手!
Point2 握手の大切さを伝えましょう 国際社会では、握手は「私はあなたと仲良くなりたい」「あなたを信頼しています」という意思表示でもある。握手の力の加減やアイコンタクトの仕方なども大事。初対面の相手によい印象を与え、よりよい人間関係を築く上で握手は大切であることを児童に伝えよう。
※NGの握手
会釈をしながらの握手はダメ!
1 腰がひけて相手の目が見られない
2 首をかしげながら相手を見ようとすると、上目づかいになる
活動例 グループ作りゲーム 言われた人数のグループを作り、座る
※ペア→4人→6人と増やしていくとよい。
動物等の足の数でも可。
a bird →2
an ant→6
two lions →8
活動例 忍者アタック
Point3 ここでは「友だちとのあいさつで、目を見て話そうとしている」かどうかが評価の対象(P.1図1)。つまり英会話でなくコミュニケーションが主体の活動であることを児童に意識させる。
Point4 コミュニケーションの基礎となる要素を、下の絵カードを必要に応じて提示しながら児童にしっかり伝える。
5 Greetings (終わりのあいさつ)
活動後、または単元終了後に自己評価や児童同士の相互評価を行う。
自己評価の場合はカードに記入させ、相互評価の場合は好ましい活動のできた友だちについて発表させる。
*さいたま市小・中一貫『潤いの時間』教育特区「英会話」カリキュラム(さいたま市教育委員会)を基に編集部で作成。