Q:理科が苦手で、実験もうまくできるか不安です。
A:理科は失敗を恐れなくてもよい教科です。実験で予想と違う結果が出ても、間違った予想をしたのか、実験方法のミスか、もう一度考えることが新たな発見につながります。植物の栽培は気候などに左右されますが、どんな経験も子どもの学習になるのです。子どもと一緒に実験するという気持ちでよいでしょう。
Q:準備や片付けに時間がかかり、実験があまりできません。
A:1人で進めようとせず、ほかの人の力を借りることを考えましょう。例えば、学年で協力して単元を分担し、単元ごとに器具の設定や予備実験を行う、放課後に予備実験を一緒に行うなど、校内で協力態勢をつくれないかを考えてみてください。また、近隣校で理科が得意な先生に指導をお願いしたり、理科支援員制度があればその活用を検討してみましょう。市販の実験キットを使ったり、教育番組を活用したりすることも一つの方法です。