1年次(入門期) |
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1) |
ディベートの意義や方法を理解させる。
・言語操作能力の大切さ
・相手の意見を聞くことの大切さ
・多角的な思考力の大切さ
・論理的思考の大切さ
・情報処理能力の大切さ
・調査能力の大切さ |
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2) |
日本語によるディベートの導入
・テーマは、少し調査を要するが、生徒が関心を持てるもの
例)「見合い結婚と恋愛結婚」「留学をするなら高校時代か大学時代か」
・肯定側・否定側に分けて、立論する理由を考えさせる。
・相手側の立論に対する反駁の訓練(反駁シートで正しい観点かどうかを書かせる)
・グループでディベート
・グループディベートの全体発表
・クラス全体を肯定側と否定側に分けて全体ディベート |
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3) |
ディベートに必要な英語表現の定着
・立論や反駁に必要な表現を教える。
例)We're going to argue that love marriage is better than arranged marriage.
The first reason is that.... / We see your point, but..
・定型表現を使って、簡単なディベート
テーマは生徒の考えの範囲でできる簡単なもの
例)「週休2日は週休1日よりよい」「ペットとして、犬は猫よりよい」
・テーマを論じるのに必要な語句は生徒自身に調べさせる。
・時間をかけて指導する。 |
1年次(前半) |
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英語によるディベートの基礎作り(1) |
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・学校生活・家庭生活に関わるテーマで肯定側・否定側にわけて、その理由を英語で書かせる訓練
「学校には給食があるほうがよい」「共学のほうがよい」「制服があった方がよい」
「一人っ子のほうが兄弟があるよりよい」「親は共稼ぎの方がよい」
・ペアで互いに理由を読みあって伝える練習(反論は十分にできなくてもよい) |
1年次(後半) |
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英語によるディベートの基礎作り(2) |
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・(1)の書かせる訓練を続け、ペアの相手に意見を伝えるときに、できるだけ書いたものから目を上げて言う練習
・相手の意見を聞いて、その反論を書く練習
・書いた反論についても、できるだけ書いたものから目を上げて言う練習
・グループディベート、クラス全体のディベートを行う。その際にも、ペアでの練習の時に書いたものを、できるだけ書いたものから目を上げて言う。 |
2年次(前半) |
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即興で意見を述べられる準備の訓練(1) |
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・テーマはあまり難しくせず、書いたものを見ないで意見を述べる練習
例)「映画を見るのは映画館の方がビデオよりよい」「通勤には電車の方が車よりよい」「忙しくても給料の高い仕事の方が、暇でも給料の安い仕事よりよい」
・反論をできるだけ即興で言う練習 |
2年次(後半) |
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即興で意見を述べられる準備の訓練(2) |
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・テーマを少し難しくして、キーワードのみを書いておいて、それを見ながら意見を言う練習
例)「都会の生活の方が田舎の生活よりよい」「学校年度は9月に始める方が4月に始めるよりよい」「障害を持った子は障害児学校に行く方が普通校に行くよりよい」「学校の授業はすべて選択制にする方がよい」
・相手の言うことをメモして、反論を即興で言う練習
・グループディベート、クラス全体のディベートを行う。その際にも、キーワードやメモを見ながら意見や反論を言わせる。 |
3年次(前半) |
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社会的・国際的なテーマについて実際のディベートの訓練(1) |
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・テーマを社会的・国際的なものにして、事前に調査をさせて、それをもとに意見を書くことから始める。
例)「死刑制度はあるほうがよい」「陪審員制度があるほうがよい」「環境ルールは途上国が作るべきだ」「英語は選択科目にすべきだ」「大学入試センター試験にリスニングを導入すべきだ」「核兵器は廃止すべきでない」
・書いたものを見ないで、ペアやグループでディベートをする。
・全体でのディベートは全く何も見ないで行う。 |
3年次(後半) |
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社会的・国際的なテーマについて実際のディベートの訓練(2) |
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・事前に調査をさせて、それをもとにキーワードや重要な情報のみのメモを作って、自分の言うべきことを考えさせる(全文を書かせない)。
例)「外国人はある程度権利を奪われても仕方ない」「英語を第二公用語とすべきだ」「英語教育は小学校から導入すべきだ」「大学入試を廃してすべて内申書で合否を決めるべきだ」「代理母の制度を認めるべきだ」「脳死は人の死と認めるべきだ」
・メモだけで、ペアやグループでディベートをする。
・全体でのディベートをメモだけを頼りに行う。 |