|
|
|
提案 |
|
〈理論編〉 概念や位置付け P4~9
|
|
「活用」のとらえ方と授業への取り入れ方を解説 |
|
|
|
|
山梨大 中村享史(たかし)教授
横浜市教育委員会事務局 齊藤一弥(かずや)首席指導主事
|
|
1 |
「活用」は、算数科の目標の一部である、筋道を立てて考え、表現する能力の育成には欠かせない視点 |
2 |
「活用」は「基礎・基本の習得」と両輪であり、「習得」が十分になってから「活用」へ、というものではない
|
3 |
「活用」を取り入れた授業は、特別な教材を準備しなくても、教科書を基にして十分行える |
4 |
「活用」を目的にせず、「どのような子どもを育てるか」という観点から授業を組み立てることが必要 |
5 |
「活用」を取り入れることで、主体的に学ぶ子どもが育ち、授業時間の短縮にもつながる |
|
|
↓ |
|
〈実践編〉 授業における実践 |
|
教科書を基にした具体的な授業を、「提案〈理論編〉」に登場の
中村教授と齊藤首席指導主事による解説を交えて紹介 |
|
|
|
|
大月市立大月東小学校 佐藤拓教諭
●
山梨大 中村享史教授 |
横浜市立釜利谷東(かまりやひがし)小学校
●
横浜市教育委員会事務局
齊藤一弥首席指導主事 |
大月東小学校 佐藤拓先生の授業
新しい問題も、既習の知識や友だちの考えを基に考えていける子どもの育成を目指し、既習事項や数直線を活用して、「小数倍」の意味を理解させる授業を提案 |
釜利谷東小学校の授業
「この内容を使えば解ける」「もっと勉強したい」と子どもがつぶやく授業を目指し、既習事項を基に課題解決をし、学んだ内容の良さや価値を実感させる授業を提案 |
中村先生の分析と助言
良かった点の整理と共に、授業後に課題として出た子どもが考える時間を確保しつつ、授業時間を延ばさない方法、小数倍の意味を子どもが考え、導き出すための方法を助言
|
齊藤先生の分析と助言
「問いの明確化」「しっかり習得し、活用する」「共同思考を組み立てる」という授業づくりのポイントから、授業の場面ごとに具体的にコメント |
|
|
|