小中連携に取り組む自治体や学校が増えてきた。 連絡協議会を通じた情報共有や、校種の壁を越えた乗り入れ授業、義務教育9年間を見据えたカリキュラムを小・中学校が共同でつくるケースも見られるようになった。 なぜ今、小中連携が求められているのか?全国各地では、固有の条件の下でどのような実践が行われているのか? 改めて状況を整理すると共に、これから小中連携に取り組む上での課題について考えていきたい。