『VIEW21』中学版 2014年度 Vol.3
特集
学びの質を高める家庭学習指導
【OVERHEAD VIEW】
自学ノートを活用した家庭学習習慣定着の取り組みが広まっていることもあり、ベネッセ教育総合研究所「第2回 放課後の生活時間調査」によると、中学生の家庭学習時間は増えている。一方、先生方からは、「自学ノートのページを埋めることに注力してしまう生徒もいる」「時間の掛かる難問への挑戦を避ける傾向が見られる」といった声も聞かれた。
家庭学習を学力向上に結び付く質の高いものにするにはどのような指導をすればよいのか。研究者へのインタビューと学校事例から考えていく。
家庭学習を学力向上に結び付く質の高いものにするにはどのような指導をすればよいのか。研究者へのインタビューと学校事例から考えていく。
【課題整理】
学力層によって異なる学習への意識
【オピニオン】
自律的な学習習慣と確かな学力の定着を促す学習方略とは
日本女子大 人間社会学部教育学科
准教授 瀬尾美紀子
【学校事例1】
全教員指導、提出免除などで自学ノートの質に踏み込む
秋田県 大仙市立協和中学校
【学校事例2】
下校前15分間の「長善タイム」で授業と家庭学習の連動を強化
新潟県 燕市立小池中学校
【学校事例3】
予習を前提とした「反転授業」で授業理解度と教員の授業力が向上
兵庫県 篠山(ささやま)市立篠山東中学校
私を育てたあの時代、あの出会い
苦しくても生徒と向き合い続ける 初任校でその大切さを学んだ
神奈川県 横浜市立霧が丘小中学校 校長 酒井 徹
Benesse発 これからの教育
教員1人1台のタブレットで広がる授業の工夫
北海道 札幌市立陵北中学校
ミドルリーダーの挑戦 ─前へ!前へ!!
現状に満足することなく、常に向上心を持ち、周囲から学び続ける
長崎県 長崎市立西泊中学校 角家 理恵子
Reader's VIEW
2014 Vol.2 特集
「広がる学力格差への多様な取り組み」へのご意見
色とりどりの学びの情景
表紙の学校
埼玉県 さいたま市立大宮東中学校
地元を愛する心
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