長崎県の私立活水女子大は5日、看護学部(大村市)の2025年4月入学者から男子学生を受け入れると発表した。人手不足の中、性別を問わず看護職に就く人材を育成して地域医療に貢献したい考え。ただ、「女子大学の看板は堅持する」(広瀬訓学長)としており、大学名は変更しない。

看護学部の定員は75人で、性別による枠は設けない。前身の看護学校が男女共学だったため、設備面で男子受け入れに支障はないという。