【ニューデリー時事】女性人権活動家でノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさんは12日、女性教育を厳しく制限するアフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権に関し、「女性を人間と見ていない」と厳しく非難した。

母国パキスタンの首都イスラマバードで開かれたイスラム世界での女性教育推進を目的とした国際会議で演説した。「『ジェンダー・アパルトヘイト』(性別に基づく隔離)を推し進める暫定政権はイスラム的ではないことは明らか」とし、出席した各国高官らに「(体制を)正当化しないで」と訴えた。