来春卒業予定の高校生の就職内定率が、今年10月末時点で77.3%だったことが13日、文部科学省の調査で分かった。前年同月比で0.1ポイント増加した。

来春の全国の国公私立高校の卒業予定者は約94万人。就職希望者は約12万8300人で、うち約9万9200人が10月末までに内定した。

都道府県別で内定率が最も高かったのは愛知(88.9%)で、富山(87.9%)、福井(86.1%)と続いた。6割に満たなかったのは沖縄(51.5%)と北海道(59.4%)で、高知(64.1%)が次いで低かった。