『VIEW21』教育委員会版 2015年度 Vol.4
特集
未来を見据えた特色ある人材育成
【はじめに】
ICT活用や英語教育、地域教育など、特色ある教育を推進する自治体が全国で増えつつある。例えば、教育の情報化は2010年代に入って急速に進み、ICT機器の導入も急増している。ただ、具体的にどんな施策をどのように進めていけばよいのかは、地域特性によるところが大きいだろう。そこで、地域の実情に即した特色ある教育を打ち立てて、成果を上げている事例に触れながら、教育の特色化をどのように進めていけばよいのか、考える手掛かりを探っていきたい。
課題整理
子どもに育みたい力を明確に示し、具体的ノウハウに落として現場支援を
藤村 裕一 (ふじむら ゆういち)
事例1
地域の実情に即した「箱根教育」で学力を高め、観光を担う人材を育む
神奈川県箱根町教育委員会
箱根町立湯本小学校
箱根町立箱根中学校
事例2
「強み」を生かした特色ある施策で、全国に誇れる「教育のまち」をつくる
滋賀県草津市教育委員会
草津市立志津小学校
草津市立松原中学校
事例3
ICT活用や英語教育を軸にした小中一貫教育で21世紀型人材を育む
栃木県那須塩原市教育委員会
那須塩原市立豊浦小学校
那須塩原市立塩原小中学校
連載
ベネッセのデータで見る 教育の過去・現在・未来
第3回 小・中学生の1日の時間の使い方
教育行政のためのICT講座
第4回「未来を生きる子どもたちにICTですべきこととは」
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