阿部俊子文部科学相は12日の閣議後記者会見で、財務省が示した公立学校教員の給与制度見直し案について「実現性に乏しく、子どもや教師への支援という視点に欠ける」と述べた。同省は将来的に残業代を支払う仕組みへの移行も提案したが、阿部氏は「教師の裁量性が著しく低下する」と反論した。