3人以上の子どもがいる多子世帯について、所得制限を撤廃して大学授業料を無償化することなどを盛り込んだ改正大学等修学支援法が、31日の参院本会議で可決、成立した。4月1日に施行される。支援対象の学生は約41万人となる見通しで、必要となる約2600億円は消費税を財源に確保する。

扶養する子が3人以上で、大学や専門学校などに通う学生がいる世帯が対象。子が3人いても、うち1人が就職などで扶養から外れると、対象外になる。