『VIEW21』教育委員会版 2015年度 Vol.1
特集
小中高連携で変わる英語教育
【はじめに】
グローバル化への対応が急がれる昨今、英語教育においても低年齢化や入試の4技能化など、英語力向上へ向けての動きが急ピッチで進められている。他方で、多くの中学・高校の英語教育現場では、相変わらず単語を覚えたり和訳したりという、知識・技能の習得中心の学習が進められ、生徒の意識とのギャップも大きいという。今回の特集では、このギャップを埋めるために、どこに課題があり、何に着手すればよいか、事例を紹介する中で考えていきたい。
課題整理
小中、中高の連携でコミュニケーション重視の授業に
信州大 学術研究院教育学系言語教育グループ 教授
酒井 英樹
事例1
『英語特区』で過疎化対策とグローバル人材育成を目指す
岡山県総社市教育委員会
総社市立維新小学校
総社市立昭和中学校
事例2
統一アセスメントを活用した中高連携で高校英語への接続をスムーズに
石川県七尾市教育委員会
石川県立七尾高校
七尾市立朝日中学校
事例3
JTEの活用と独自カリキュラムで実践的な英語力を育む
東京都品川区教育委員会
品川区立城南小学校
連載
ベネッセのデータで見る 教育の過去・現在・未来
第1回「自治体の教育施策の現状と課題」
教育行政のためのICT講座
第1回「児童・生徒、教員に使ってもらえるICT機器を整備するために」
Reader's VIEW
読者の皆さまから寄せられた事例をご紹介します。