みんなで取り組む小学校英語
VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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みんなで取り組む小学校英語

ベネッセ教育研究開発センター「第1回小学校英語に関する基本調査(教員調査)」より

ベネッセ教育研究開発センターが全国の公立小学校を対象に、英語教育について調査したところ、約9割の学校が既に何らかの英語教育を行っていることがわかった。
小学校への正式な英語教育導入も国で検討されているが、英語指導のカリキュラムや教材は十分とは言えない。
英語教育を行う上でどのようなことが課題となり、どのような対策が求められるのか。
既に英語教育を行っている小学校や自治体の例を踏まえながら考えていく。

図

調査概要は、P.8参照
インタビュー1

研究者が語る、小学校英語教育の必要性

上智大外国語学部 教授 吉田研作
日本でも、外国人とのコミュニケーションが日常的になる時代が来る
インタビュー2

実践者が考える、小学校英語の指導のポイント

昭和女子大学附属昭和小学校 教頭 小泉清裕
コミュニケーションの土台「人を好きになる」という気持ちを育む授業を
調査報告 第1回 小学校英語に関する基本調査(教員調査)

小学校の英語活動 取り組みの状況と教員の意識を探る

課題整理  行政・学校・教師の視点から

英語活動の課題 解決への3つの観点

事例1 自治体の教員研修

東京都 足立区教育委員会

外部講師を活用した研修で 教師の不安を安心に変える
事例2 自治体のカリキュラム整備

京都府 京都市教育委員会

独自カリキュラムと教材、研修会で 教師を支援
事例3 校内組織で英語活動を支える

京都府 京都市立西陣中央小学校

「英語活動部」の設置で 担任主導の英語活動へ変身
事例4 保護者や地域と連携した英語活動

埼玉県 所沢市立南小学校

保護者ボランティアが 授業をサポート
事例5 学級担任の持ち味を生かす英語活動 

静岡県 浜松市立北浜小学校

学級担任だからできる 教科と関連付けた英語活動
事例6 IT教材を活用した英語活動

福岡県 大牟田市立明治小学校

ウェブコンテンツで 学級担任主体の指導

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