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校務DXが変える、教育の未来
分散している生徒の成績や活動のデータを一元管理。 教師の負担軽減を図りつつ、より的確な生徒支援が可能に

2025/03/26 18:00

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GIGAスクール構想によって、生徒1人1台の端末とクラウドを活用した授業が定着してきた。一方で、校務の面では、依然として成績を紙資料で管理していたり、データをデジタル化していても、利用できる場所が職員室に限られていたりと、校務DX(デジタルトランスフォーメーション)には課題が見られる。ICTは、「教師の長時間勤務を解消し、学校の働き方改革を実現する上でも極めて大きな役割を果たし得るもの」と位置づけられ、データを連携することで、「新たな学習指導・学校経営の高度化を図ることが可能になる」(*)とされているが、ICT化によって具体的にはどう業務が効率化され、どのような生徒支援が可能になるのだろうか。経済産業省「未来の教室」の委員等を務め、学校におけるDXをテーマとした講演を多数行っている米田謙三先生と、校務支援システムを活用する山野井(やまのい)優人先生に、校務DXの利点と今後の展望を聞いた。

 

*文部科学省「GIGAスクール構想の下での校務DXについて〜教職員の働きやすさと教育活動の一層の高度化を目指して〜」。

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