専門は自閉症や精神発達遅滞、思春期の拒食症や不登校など、子どもの脳の発達に焦点をあてた基礎研究。神戸大学医学部卒業後、米国セントルイスワシントン大学医学部、筑波大学基礎医学系、文教大学教育学部特別支援教育専修准教授などを経て2009年より現職。2014年に専門家集団による親子支援事業を行う「子育て科学アクシス」を開設して代表に。それまでの研究知見や母親としての経験を基に、子どもの脳の発育、発達から見た「正しい脳の育て方」に関する提言を続けている。公的機関での主な活動は、国立青少年教育振興機構「早寝早起き朝ごはん全国協議会」や東京都教育委員会「乳幼児期からの子供の教育支援プロジェクト」委員など多数。主な著書に、『山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る』（共著、講談社＋α新書）、『高学歴親という病』（講談社＋α新書）　など多数。
（プロフィール写真撮影：渡辺充俊）