生徒に良質な振り返りの機会をつくる
学校生活でのメタ認知の習慣が 社会を生き抜く力を育む
教育学者と心理トレーニングの専門家に聞く

変化の激しい社会の中でよりよく生き抜く力を育むため、学校は、「知識・技能」「思考・判断・表現」「学びに向かう力、人間性等」の資質・能力を育む教育を推進している。

だが学校現場では、従来の学校のあり方から何をどのように変えればよいか、戸惑っている教師、そして生徒も少なくない。そこでこの座談会では、これからの社会で必要な「認知能力」「非認知能力」の土台となる「メタ認知」をクローズアップ。その有用性、そして日々の学校生活でメタ認知育成の観点をどのように取り入れていけばよいかを、教育学者と心理トレーニングの専門家に聞いた。