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【先行公開】『VIEW next』高校版12月号・特集「ここまでできる! 情報・データの利活用 実践者と共に考えるガイドライン」

2023/12/12 10:58

12月15日発刊の『VIEW next』高校版12月号・特集「ここまでできる!情報・データの利活用実践者と共に考えるガイドライン」の一部を先行公開します。

 

1995 年、「Windows95」の登場によって、日本社会においてもインターネットが急速に普及しました。ただ当時は、ホームページの閲覧など、大多数の人が受信者である、一方向の情報・データのやり取りに過ぎませんでした。しかし、2005 年前後にSNSや動画投稿サイトが登場したことで、誰もが発信者になれる時代となり、不特定多数の人の間で情報・データが相互に行き交うようになりました。さらに、スマートフォンの急速な普及、5Gへの進化によって情報・データのやり取りはより一層大容量化・高速化し、日常生活やビジネスに大きな変化をもたらしました(図1)。日本の情報・データに関する市場の拡大(図2)からも分かるように、今後もその流れは続くものと考えられます。それを予兆することの1つが、生成AIの技術の急速な発展です。22 年に登場した「ChatGPT」は世界に大きな衝撃を与えました。生成AIやメタバース等の技術の進化は、その市場規模の予測(図3・4)から考えてもまだまだ続くことでしょう。つまり、私たちはますます多くの情報・データに囲まれた社会を生きていくことになります。それは教育の世界も例外ではなく、むしろ生徒が社会に出た時に、情報・データに正しく向き合い、それらをよりよく活用できるよう、必要な資質・能力を学校教育において育成することが一層求められるものと思われます。生徒は、そして教師は、情報・データをどう利活用していくとよいのか-実践者とともに考えた本特集を、その指針の1つとしてお役立てください。

 

 

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