息子が最近、運動系の部活動を辞めてしまいました。「塾の勉強をもっとしっかりしたいから、文化系の部活動に変えたい」というのが辞めた理由でしたが、特に勉強に力を入れるわけでもなく、入部したい文化系の部活動の選定も進んでいないようで、自宅でゲームをする時間だけが増えています。勉強も部活動も、もう少し頑張ってほしいことを本人に伝えると、黙って部屋にこもってしまいます。このまま見守るしかないのでしょうか。
（質問者：和歌山／中２男子・母）
Aゲーム時間を大幅に制限することが第一歩
まず、母親だけではなく、父親も交えて家族会議を行い、ゲームについての家庭内のルールを決めて、実行しましょう。ゲームができなくなれば、ほかのことに目を向けざるを得なくなるからです。ゲーム依存の問題は、多くの方が考えているよりも深刻で、解決がとても難しい問題です。本人が問題意識を持たないと解決しないのですが、問題意識をなかなか持てないのが実情です。ゲーム自体を取り上げるか、少なくとも１日１時間までなどと使用時間を決めるか、かなり厳しい対処が必要です。ゲームに割く時間が減れば、その分、部活動や勉強に関するご質問者の心配も軽減されるはずです。
