うちの子は、たまに漢字の書き順を間違えることがあり、それを私が注意すると怒ります。書き順だけでなく、計算などが間違っていることを指摘しても怒り出します。親から言われるのが嫌なのかなと思いますが、どのように間違いを伝えればよいのか悩んでいます。

(質問者:鹿児島県/小5女子・母)

A子どもの個性を踏まえて、アドバイスのタイミングを工夫して

気性が激しい、短気といった、本人の気質や性格は簡単に変わるものではないため、学習についての助言も、子どもの個性を踏まえたタイミングで伝えるように工夫しましょう。まず、お子さんが怒り出す理由がどこにあるのかを丁寧に考えます。例えば、間違いを指摘するタイミングに改善の余地があるかもしれません。もし、勉強している最中に、間違いを逐一指摘しているのであれば、本人はイライラすると思います。頑張っているのに、それを途中で否定されたり、話の腰を折られたりした気持ちになってしまうからです。子ども自身が、その指摘が正しいものだと自覚して変わろうとする時に、具体的なアドバイスをするとよいと思います。その際は、「ここが間違っているから直しなさい」といった、上から目線の言い方ではなく、「ここはこういう感じにした方がいいと思うよ」といったように、見守り、支援しようとしていることが伝わる言い方にしましょう。

あるいは、毎回よいところと悪いところを必ず両方言う方法も有効です。毎回褒めるだけ、改善点を言うだけではなく、よい点と悪い点の両方を必ず伝えることがポイントです。最近の子どもたちの多くは、自分の足りない部分を注意されることに慣れていません。しかし、将来社会に出たら、注意を受ける機会はたくさんあるでしょう。注意されることに免疫がないまま大人になるのはいけないと思うのです。保護者は、子どもを全否定しているわけではないことを、言葉と態度で示しましょう。そして、他者のアドバイスに耳を傾け、改めるべきを改めることができる、そんな大人になる手助けをしていただきたいと思います。