東京大学経済学部卒業後、リクルートに入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任後、ヨーロッパ駐在、帰国後は同社フェロー。2003年、東京都杉並区立和田中学校校長就任。都内初の義務教育の民間人校長として、５年間の任期を務める。新しいキャリア教育のかたち「よのなか科」、コミュニティ・スクールの先駆けとも言える「和田中地域本部」、民間塾と連携した夜間塾「夜スペ」などに取り組み、話題に。大阪府の教育分野の特別顧問、奈良市立一条高校校長などを経て、現在に至る。オンラインでの情報発信にも注力し、「藤原和博のよのなか.net」主宰。2021年からは、「生徒が全員先生になる」というユニークな方針のオンライン配信チャンネル「朝礼だけの学校」を開校。プライベートでは３児の父。主な著書に『10年後、君に仕事はあるのか？』（ダイヤモンド社）、『父親になるということ』『本を読む人だけが手にするもの』（ちくま文庫）など。近著は、『学校がウソくさい　新時代の教育改造ルール』（朝日新書）。