『VIEW next』高校版 2025年度9月号
特別企画
次期学習指導要領における
「主体的に学習に取り組む態度」の評価の改善の背景と方向性
文部科学省 初等中等教育局 主任視学官 田村 学
ＶＩＥＷ ｎｅｘｔ編集部 統括責任者 柏木 崇
特集
情報活用能力を学校全体でどう育成するか？
【OVERHEAD VIEW】
そこで今号の特集では、情報活用能力の構成要素のうち、各教科の授業においても行われる「情報及び情報技術の活用」を中心に、どうすれば学校全体で情報活用能力を育成することができるのか、有識者の話と３校の事例を通じて考えています。また、同じく情報活用能力の構成要素の１つであり、社会問題としても注目されている情報モラルの指導のあり方について、有識者に話を聞きました。情報活用能力の全体像をつかむ点でも本特集をお役立ていただけたらと思います。
『VIEW next』編集部 統括責任者 柏木 崇
情報活用能力を学校全体でどう育成するか？
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課題整理
各教科等での情報活用能力の育成が、教科の学びの深化につながる
中京大学教養教育研究院 教授 泰山 裕（たいざん ゆう）
事例1
情報活用能力の指導状況の共有を出発点に、教科横断での指導の実現を目指す
東京都・私立山崎学園富士見中学校高校
事例2
心から取り組みたい探究課題の設定により、生徒に必要感を持たせ、情報活用能力を育む
三重県立名張青峰（なばりせいほう）高校
事例3
多くの教科・科目が探究学習にかかわり、高度情報化社会に貢献する力を育む
兵庫県・私立雲雀丘（ひばりがおか）学園中学校・高校
Commentary
知識だけではトラブルは防げない。情報モラル指導の核心は「自分事化」
静岡大学教育学部 学校教育講座 准教授 塩田 真吾
先生なら、どうしますか？
ＡＯ入試で不合格の生徒。その後の受験勉強も振るわない中、教師の私には見えない変化と成長を遂げていた
高知県立高知追手前高校 杉山 太夏子（たかこ）
生徒と創る学びの情景
表紙の学校
北海道札幌西陵高校
君ならできる
発問・課題設定をキーに見る
主体的・対話的で深い学び 授業実践
ブラッシュアップ 授業実践
「やらされ探究」から「マイ探究」へ！
Turning Point
探究学習の目標を明確化し、高校生活と接続
兵庫県・私立芦屋学園中学校・高校
●同校では、2025 年 12 月 22 日（月）及び 26 年 3 月 14 日（土）に探究コンテスト「grow up meeting」を開催します。12 月の回では大学 教員などの審査員からアドバイスを受けたり、高校生同士で意見交換をしたりすることで、各自が取り組む探究学習をブラッシュアップします。 ３月の回は最終発表の場です。参加を希望する高校は、同校の間柴教頭補佐までお問い合わせください。
事例で深める！学習評価
単元テストと多様な評価方法の導入
岐阜県立中津高校
指導変革の軌跡
生徒支援の充実のための外部連携
大学生とのオンライン面談を導入し、生徒の視野と可能性を広げる
長崎県立松浦高校
大学入試トレンド解説
現３年生のデータから見える、今後の進路・学習指導のポイント
VIEW'S REPORT
「高校生サミットIN奄美2025」リポート
奄美（あまみ）群島の高校全９校が集結し、探究学習の成果を発表
Reader's VIEW
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