2007年7月号目次
特集
生徒が変わる「キャリア教育」
インタビュー1
労働政策研究・研修機構 統括研究員
小杉礼子
自分の責任で人生を選び
切りひらいていく力を
インタビュー2
千葉大教育学部准教授 藤川大祐
キャリア教育は学習意欲の向上や
地域の活性化に有効
課題整理
体系的な活動を地域の実状に合わせて実施
事例1
宮城県 仙台市立柳生(やなぎう)中学校
学んだことをグラフ化し、
自己理解や職業観を深める
事例2
広島県 庄原市立庄原中学校
独自教科の「キャリア科」を設け
教科学習の見直しにも着手
事例3
千葉県 多古(たこ)町立多古中学校
「大人との触れ合い」で
荒れを克服、学習意欲も向上
事例4
島根県 大田(おおだ)市立仁摩(にま)中学校
2度の職場体験の反省を
日々の授業の見直しに生かす
事例5
佐賀県 佐賀市立城北中学校
NPO法人の支援を受けて
地元産業界と協力
データから
見る教育
家庭学習をほとんどしない生徒は中2で最大に
~「第1回 子ども生活実態基本調査」より
成績中・下位層で「そこそこ志向」が強まる
~「学習基本調査」より
指導変革の軌跡
岐阜県 多治見市立小泉中学校
スポーツクラブと部活動の連携で
地域とのつながりを強化
学びが深まる
ICT活用
香川県 綾川(あやがわ)町立綾南(りょうなん)中学校
基礎スキルの教育を徹底し、
教科の授業にも多彩に活用
地方分権時代の
教育行政
兵庫県神戸市
読解力を育成する独自教材を
全国に先駆けて制作
ベネッセの研究開発
中学校教師の勤務状況
~「教員勤務実態調査」より
10代のための「学び」考
中根千枝
東京大名誉教授、日本学士院第一部部長
本当に大切なのは好きな道に進むこと、
思いがあればいつか道は開ける
読者アンケートの
結果から
保護者対応の負担に悩む中学校現場
本文中にあるプロフィールは
取材時(2007年6月)のものを記載しています。