東京大は8日、医師による汚職事件が相次いだ医学部付属病院について、6月中をめどに医学部から切り離して大学本部の直轄運営に移行させることなどを骨子としたガバナンス(組織統治)改革案を公表した。

 記者会見した藤井輝夫学長は、外部の検証委員会が指摘した大学側の危機意識不足や縦割りの組織文化などの問題点について、「ガバナンスの重大な欠陥で弁解の余地はない」と改めて謝罪。来年3月末の自身の任期満了までに「東大は生まれ変わったと認めていただけるよう、不退転の決意で改革を断行する」と述べた。