東京都北区の区立滝野川第三小学校で19日に発生した火災を受け、総務省消防庁は26日、出火防止の徹底や火災発生時の速やかな避難など、学校の防火安全対策に万全を期すよう全国の消防機関に通知した。「さまざまな出火場所を想定した避難経路」の確保も呼び掛けており、立ち入り検査などを通じ、学校関係者に必要な対策を指導、助言するよう求めた。

 今回の火災では児童ら11人が重軽傷を負った。火元は音楽準備室で、失火とみられる。児童らは音楽室の窓から出て外壁のひさしに避難し、救助された。

 これを踏まえ、通知では電気器具周辺のほこりを掃除するといった出火防止の徹底や、火災発生時の迅速・的確な避難誘導、避難の際に筒状の袋の中を滑り降りる救助袋の点検などを呼び掛けた。消防庁は「校内のどこから出火しても避難できるよう備えてほしい」としている。