時事通信社は28日、第41回「教育奨励賞」(文部科学省後援、公益財団法人新聞通信調査会協賛)の受賞校を決定した。優秀賞は岩手県陸前高田市立高田第一中学校と富山県滑川市立南部小学校の2校で、高田第一中学校には文部科学大臣奨励賞も贈る。情報を適切に集めて読み取るメディアリテラシー教育で成果を挙げた学校が対象の特別賞には、千葉県成田市立西中学校を選んだ。

表彰式は10月26日、東京・銀座の時事通信ホールで開く。3校には表彰状と記念品、副賞(各100万円)を贈呈する。

併せて優良賞に福島県立会津農林高校、長崎県立長崎東中学校・長崎東高校、堺市立五箇荘中学校と五箇荘小学校、五箇荘東小学校、新浅香山小学校の3校・グループ、努力賞に26校・グループを選定。優良賞の3校・グループには表彰状と記念品、副賞(各10万円)を贈る。

優秀賞のうち、高田第一中学校は東日本大震災を直接経験していない生徒が、地域活動への参画と総合的な学習の時間を通じて、震災の記憶や教訓を継承する取り組みが評価された。南部小学校は、50年以上続く児童によるマンドリン演奏活動が学校と地域への愛着を育む成果を挙げている。

今回は都道府県や政令市の教育委員会などから推薦された61校園・グループを選考対象にした。1次審査を経て、教育分野の専門家らによる審査委員会(委員長・御手洗康一般財団法人放送大学教育振興会理事長)で選考した。