創造性に富んだ特色ある教育実践で成果を挙げた学校をたたえる時事通信社の第41回教育奨励賞(文部科学省後援、公益財団法人新聞通信調査会協賛)の表彰式が26日、東京・銀座の時事通信ホールで開かれた。同社の境克彦社長が優秀賞の岩手県陸前高田市立高田第一中学校と富山県滑川市立南部小学校に表彰状と副賞(100万円)を贈った。

 高田第一中学校は東日本大震災を直接経験していない生徒が、地域活動への参画と総合的な学習の時間を通じ、震災の記憶や教訓を継承する取り組みが評価され、文部科学大臣奨励賞も受賞した。佐藤学校長は「学校は生徒の命を預かり、たくましく生き抜く力を教育するところ。この原点を改めて胸に刻みつつ、時代とともに変化していく地域の課題やニーズを捉えながら、地域を支える人づくりの挑戦をこれからも進めてまいりたい」と抱負を述べた。

 南部小学校は、50年以上続く児童によるマンドリン演奏活動が学校と地域への愛着を育む成果を挙げている。坂大徹校長は活動について「子どもたちの育成の土台となっている。これからもその伝統を守り、伝え、より良い学校づくりと未来につなげていくことが大切と考え取り組んでいきたい」と語った。

 優れた情報リテラシー教育を実践する学校を対象とした特別賞は、千葉県成田市立西中学校が受賞した。